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パライーターを焼き殺したサラは、カフェでくつろいでいる男に声を掛けた。
サラ「潤ったわ…ねぇ、貴男はどうするのよ『ジンギ』?」
ジンギと呼ばれた男は、面倒臭そうに返事をした。
ジンギ「俺!?面倒だから…パス!!」
サラ「じゃあ、私が全部いたたぐわね♪」
嬉しそうに笑うサラ。享は、呆然としていた。
梅原「だぁぁぁぁぁあ!!なんだか、わからんが!こっちもどうにかしてくれぇ!!」
銃がまったく効かない為、梅原は逃げ回っていた。
サラ「だらしない人…まぁ、いいわ。助けてあげる」
梅原とパライーターの間に、割って入るサラ。
パライーター「邪魔しないでくれる?今…イイ所なのよ!」
サラ「あら…貴女は、彼のタイプじゃないみたいよ?女は…追いかけちゃダメ。追いかけさせなきゃ…ねぇ?」
ウインクをするサラに、パライーターが襲い掛かる。
攻撃をヒラリと躱すサラ。すぐさま、反撃に移る!
サラ「そんな攻撃じゃ…私の渇きを潤せないわね!」
パライーターの腕に、マフラーが絡み付いた。
サラ「熱いのは…お好き?」
ボワァ!!
マフラーの絡み付いたパライーターの腕が燃え尽きた!!
パライーター「ぎぃやあぁぁぁぁっづうううぅぅい!?」
腕を失ったパライーターは、思わず叫んだ!!
パライーター「ぎぃやぁぁぁぁ!!化物め!お前が噂の…限定不死!レイナか!?」
サラ「…いや、違うわよ。それにしても、アンタに化物って言われると…さすがに傷つくわね」
ガタァァァン!!
レイナ。という台詞を聞き、ジンギが猛ダッシュでやってきた!!
ジンギ「レイナが、どうしたってぇ!?」
何故か興奮するジンギを無視して、パライーターは仲間を呼んだ。
パライーター「この付近にいるパライーター達よ!集結せよ!!」
路地裏やら、マンホールの中から…次々とパライーターが現われた!!
ジンギ「こりゃ、多いな…面倒だが、やるしかねぇ!!」
ジンギは、ポケットから取り出したオイルライターに『煙に包まれた男』が描かれているカードを突き刺した。
ジンギ「狂刃・餓鬼(きょうじん・がき)限定不死『紫の煙』発動!」
オイルライターは、鮫の牙にも似た刄が取り付けられた『トンファー』のような武器になった。
ジンギ「さて…まとめて面倒見てやるぜ!!」
やる気満々のジンギは…葉巻を取り出し、火を点けた。
十一飾…業火…END![image=70510127.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/70510127.jpg?width=800&format=jpg)
![image=70510127.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/70510127.jpg?width=800&format=jpg)
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