十三植…乱花

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十三植…乱花

レイナと梅原は、Cグループが待機している部屋へと向かって歩く。 梅原「お前、マジで享とデートなのか?」 レイナ「んな訳ねぇじゃん…ジンギの奴、シツコイんだよ。本当…ウザイ」 梅原は、少しだけジンギが可哀相になった。 梅原(俺も、女房にまるで相手にされなかったからな…三回告って、三回振られたっけ…) 自分の過去を振り返り、ちょっとだけ切なくなった。 レイナ「さて、もう拘束時間とっくに過ぎてるだろ?解散しよーぜ」 梅原「お前、今晩予定ないんなら俺らと飲もうぜ?歓迎会ってやつだ」 レイナは、少し考えてから答えた。 レイナ「犬も入れる、お洒落なバーなら…いいぜ」 こうして、Cグループ一行は夜の街にくりだした。 ――――――――――――――― 《バー ドッグ・ラヴ》 梅原「ぎゃあーーーはっはっはっはっ♪じゃんじゃん盛って、持ってこーい!」 舞(ヒドイ、オヤジギャグだわ…) フェル「ぎゃあーーーはっはっはっはっはっ!!たまに食う和食は最高だぜ!!寿司盛って、持ってこーい!!」 舞(ほぼ、同じ台詞でも…フェル君が言うと可愛いわ) 舞は、眼鏡をクイッと動かした。 享「いや、僕はお酒は苦手で…」 レイナ「んだとコラァ!私の酒が、飲めねぇってのか!?」 …夜は更けていく。
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