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「フワァ~………ん~?」
意識を手放してから目覚めると……桃色…一面桃色の部屋。壁、床、家具…すべてが桃色に統一されたなんとも気色の悪い部屋だった。
寝起きの身体には悪すぎる。
この部屋の持ち主(?)は………
断言しても良い、絶対めんどくさい奴だ。
てゆうかどこだろう?
意識を手放す前の記憶が無いんだけど…まぁいつも無いけど。
めんどくさいから良いか!
『ピロリーン♪』
僕の制服から電子音が聴こえた。その音は僕のスマホのメール着信を知らせる音だ。
メールとは送られたものだから見るのが当然だと思われるが僕は違う。まぁいろいろな理由があるのだが主な理由はめんどくさい。ただそれだけだ。
とゆうわけで僕は無視を決行した。
――――が、決行した数秒後また『ピロリーン♪』と着信音が響いた。
……めんどくさい。
ウザ…
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