≪序章 と書いたら→プロローグと詠め

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≪序章 と書いたら→プロローグと詠め

僕は、ボクの眼で見たことしか語れない。 だから、始めに言おう。 断っておこう。 これはフィクションであり、妄想であり、 喜劇であり、惨劇であり、茶番劇であり、 ジュブナイルであり、偽典であり、 青春活劇であり、古典文学の真似事であり、 ラブコメであり、ファンタジーであり、 模造品であり、仮説であり、説明書であり、 エッセイであり、徒然なるままであり ……えっと、あとなんだ? つまりは独断と独裁と偏見に彩られた。 期待と妄想と若気の至りに、 少しばかりの嘘が混じった諸行無常な とある文化部の日誌だ。 漠然とした言葉の羅列以外で、 客観的に説明するのなら…… 私立 忠桜総合高校の軽音部……改め 異界の神魔入り乱れる 華麗で偉大なる……我等、 『超絶★重音仮装部』の活動目録だ。 ただの人間に興味の無い団長であっても…… 第十二使徒にしか興味の無い サード・チルドレンであっても…… 友達の欲しい隣人部のヤンキーであっても…… 不幸自慢の無能力者であっても…… コレを読み進めるのは、オススメしない。 さぁ、そろそろ本題に入るとしよう。 ボクの名前は……ナイトロードだ。
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