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棗side
あっぶなーい!!
危うく幸也のお仕置きにあうとこだった~……
あれはホントに笑えない……泣
とにかく、幸也に見つからないように……遠くへ!!
生徒会室を必死に抜け出し、そのまま人が少ない廊下を小走りで行く。
ドンッ!!
「わぁっ!!」
「っ!!」
角を曲がったところで何かにぶつかり尻餅をついてしまう。
ナツメ「いったぁ……」
「…すいません。大丈夫ですか…?」
どうやらぶつかってしまったのは人間らしく、目の前に差し出される手。
誰だよ…と思いつつ差し出された手を握り立ち上がる。
お尻に着いた埃をパンパンと叩きながら、顔を拝もうと目線を上に上げると…
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