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ナツメ「ななななな何で名前っ!!」
…ドンッ!!
思わず後ずさってしまい壁に激突した。背中が痛い……
ってそんなことよりもっ!!
ナツメ「名前っ!!」
コウ「あぁ、有名ですからね生徒会の皆さん。」
あぁ~どうりで。
納得!!ポンッ!!
コウ「………可愛いですね。」
ナツメ「ふぇ?」
コウ「佐熊くんが、ですよ。」
ナツメ「~~~~~ッ///////!!」
コウ「…そういう風に顔を赤くするところがね?」
優しく微笑みながら、さらっと言う。
かっかかかかか可愛いですねって!!ヤバイ……今なら死んでもいいやっ…
コウ「じゃあ、今度こそ失礼しますね。」
ナツメ「……っうん…」
今度こそ、僕の前を通りすぎていく彼。
顔……そんなに赤いのかな…?
自分の両頬を手でおさえれば、暖かい温度が伝わってくる。
『可愛いですね』
彼の言った一言がとてつもなく嬉しい……自然に緩んでしまう口元。
一目惚れかな……?
だけど、僕はまだ知らなかった…
本当の彼を
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