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俺はボールペンと判子を出して、サインと印を押した
信治「…もう泣くなよ、お前は俺のパートナーだ!」
俺は契約書を渡した
ミシェルはきょとんとしてた
俺は契約書を突きつけた
泣き顔だった顔は笑顔になった
「おお~!!」
パチパチパチパチ
周囲は何か、俺達を見て拍手をしていた
「兄ちゃん!お嫁さんをもう泣かせちゃいけねえぞ!」
知らないおっさんが野次るように話しかけてきた
お幸せに!とか
頑張れよ!とか
えらい勘違いをされてしまった
俺とミシェルは恥ずかしがりながら、お会計を済ませて
さっさと店から出て行った
ミシェル「け…結婚…」
ちなみにこいつは、イギリス人だが、フランス語、イタリア語、スペイン語、日本語を喋る事が出来る
さっきの会話も絶対聞かれてただろうな
俺はため息をついた
ミシェル「でも私は結婚するなら同じ出身地の人じゃないと合わないと思うわ」
信治「そりゃ妥当だろうしな」
国際結婚っつうのは大変だからな
俺も結婚するなら、日本人の女の子がいい
ミシェル「…」
ミシェルは無言で俺を見つめていた
何だこいつ
出会って2時間しか経過してない相手に何を求めてるんだ?
疲れがたまった。
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