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名古屋に到着すると
スポンサー企業の名前がメールで送られた
[Kotone]
ここは知ってる企業だ
知ってると言うか、友人の親が経営する大企業
幼少期からずっと、お世話になっていたけど
力を借りる事はなかった
って言うか、助力する事を断ってきたんだけど…
スポンサーを募集したら真っ先に手を挙げたらしい
どう顔向けすればいいのか…
そう考えながらも、Kotone本社に到着した
何年振りに来たんだろう
中学2年の頃に友人に誘われて行ったっけ…
それぐらいしか覚えてない
会社の中に入ると、真っ先に''そいつ''はいた
憲治「お!来たな!こっちこっち!」
琴音憲治
俺の幼馴染みで、古い付き合い
Kotoneの御曹司であるが、平社員として経験を積んでる
ちなみに、一度来た頃も、こいつが案内してくれた
今も俺は憲治に誘導されて、社長室へ向かった
社長室に入ると、憲治の父に会った
謙也「いや~信治、久しぶりだな~!」
信治「おっちゃん、久しぶりです」
俺は謙也のおっちゃんの手を握って軽いハグをする
おっちゃんは凄く嬉しそうに、俺の肩を叩いた
謙也「お前、よくてっぺんまで行けたな!」
おっちゃんは、F1チームの契約の話を振る
どうやら、地元のメディアでは、毎日取り上げてくれているらしい
謙也「お前も今じゃ地元のヒーローだからな!」
おっちゃんは嬉しそうに、俺の事を褒め称える
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