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俺のキャリアは小学3年生の頃に遡る
俺は当時、少年野球で上級生を差し置いてレギュラーを持ってた実力だった
だが、その年の年末に親戚が持って来たレーシングカートに俺はハマり
いつしか、夢はプロ野球選手からF1ドライバーへと変わった
最初に中学生の頃に全日本カート選手権で総合優勝、その後にカート世界選手権に参加してランキング3位につけた
高校に通学しながら、トヨタ・ヤングドライバーズプログラムのスカラシップを無事卒業
フォーミュラ・トヨタで優勝、高校2年生の頃には、英語を学びながらユーロF3に参加して総合6位
翌年は全8戦中4勝して、ユーロF3で総合2位の成績を出した
その年のマカオF3に出場してレース1、レース2でも完勝した
それと高校も無事に卒業
そして翌年、GP2にステップアップ
シリーズで1勝を挙げて、総合11位
日本人では初だったらしいけど、俺にはどうでもいい事だ
そして翌年もフル参戦してGP2で5勝と安定してポイントを取って、日本人初のGP2タイトルを獲得して、成績不振の中嶋一貴と入れ替わる形でウィリアムズF1チームに加入した。
GP2のタイトルを取った日の夜、大先輩の右京さんにすごく褒められたのは記憶に残ってる。
マイケル「以上で記者会見を終了する」
俺がぼけーっと回想していたら、いつの間にかサム・マイケルが終了を知らせていた。
記者やレポーター達は、自分達のカメラの三脚を折り畳んだりと、それぞれ撤収作業していた。
俺が契約したチームは
[ウィリアムズ]
F1界では1977年から参加した名門チームだ
俺はそのウィリアムズで活躍を誓った
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