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BAR裏口
階段に腰掛けてタバコを吸う誠也と、その前に立つ龍也のチームのメンバーの二人がいた。
「…わかったか?」
「でも、誠也さん!それじゃあ…」
「いいから。やれ。お前もな、喜一。」
「わかりました。…それがあの方達のためになるのなら。」
「……。」
「じゃあ一週間後、頼んだ。」
「「…はい。」」
一週間後…。
誰しも予想していない。
龍也自身柄にもなく浮かれていたため、この時の違和感に気付くことは出来なかった…。
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