道標。

6/11
前へ
/21ページ
次へ
「主人はもう少ししたらみえると重思いますよ…」 、と話していると、 噂をしたら…というのか、ふすまが開き、涼やかな目元が印象的な女の人が入ってきた。 「まだ少しきつそうね。 私はこの梅松屋で店主をさせていただいていて、えん、ともうします。 女主人なんて珍しいでしょう?」
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加