第2話

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「このくらいならね。 それで、皆が一番知りたがってる彼らの居場所だけど」 私は、パソコンの前にまた座り、軽く操作をする。 そして、千影に画面が見えるようにパソコンを向ける。 「ここね。 場所でいうと ××公園の近くね ここからだと車で1時間かかるか かからないかぐらいね」 「どうしてそこまでわかるの?」 千夏は、不思議そうに首をかしげそうたずねた。 「名前さえわかれば、その人の携帯がわかるから、その発信履歴とかを調べれば GPSで居場所の確認ぐらい容易いわよ?」
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