第2話

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私は、それから最上階の5階の一番隅の教室に連れてこられた。 その部屋に、男4人と女2人が顔を揃える。 「じゃあ、まずは自己紹介からね! 私は、ちなつ。 千の夏って書いて千夏だよ。 千夏でもチナでも好きなように呼んでね!」 千夏は、にこりと笑った。 「因に、1年A組だから遊びに来てね!」 ・・・・タメか。 「俺は、まひろ。 真実の真にうかんむりの方の宏で真宏。 2年だけど、真宏と呼んでください。 因みな、千夏の彼氏なので千夏のことをよろしくお願いします」 爽やかそうな笑みなのに、腹黒そうだ。
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