第2話

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「そう簡単に私を参謀にしていいの? 参謀は、それこそ実力が必要でしょ?」 ハッキングとかこちらの情報を隠したりとか。 「わかってる。 だから、お前は手始めにこの組の情報を入手してもらう。 もしできないときは、姫になってもらう」 この男は、何をいってやがる。 「因に、お前に拒否権はない」 千影は、横暴だ。 まぁ、そのくらいで姫になってたまるか。 「受けてたつわ」 私は、そう言って千影が差し出していたノートパソコンを起動させた。
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