第2話

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数十分後 私は、この教室にあるプリンターにあるものを転送した。 私は、プリントされたものを千影に渡した。 「・・・・・お前、早いな」 「このくらい、どーってことないもの」 私は、守るためなら手段を選ぶつもりはない。 「それで千影」 私の声に、千影は顔を紙から私の方に向けた。 「本当調べてほしいのは何?」 私の言葉に、千影はフッと笑った。 「らんかって族だ」 「らんか?」 「あぁ。 花の蘭に夏と書いて蘭夏。 そいつらのことを調べてくれ」
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