第2話

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「1つは、自分の体を使って守る方法。 そしてもう1つは、情報」 私は、柔らかく笑った。 「千影、いいこと教えてあげる。 千夏を連れ去ったのは、蘭夏じゃない」 私は、そう言ったところでまたパソコンに向き合う。 「・・・・なら、どこだっていうんだ」 私は、立ち上がりプリンターのところまで行き出てきた紙を千影に渡す。 「蘭夏の傘下についてる蓮(レン)って族だね。 蘭夏と蓮は結成は、同じぐらいで その当初から、組んでるみたいだけど その時から、蓮は蘭夏の下についてるみたい」
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