第2話

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「レディースの下にか?」 まぁ、普通ならおかしな位置関係だよね。 「そう。 だから、今の蓮のやつらはいいように思えなくって 今回のことを企んだというのが私の推測」 私は、2枚の紙を皆に見えるようにおく。 「千夏、こいつのこと見覚えあるよね?」 私の言葉に、千夏はコクりと頷いた。 「皆も、千夏を助け出したときに見たよね? こいつが、蓮の幹部のうちの一人」 「どうしてこいつだってわかったんです?」 真宏は、不思議そうに首をかしげた。 皆もその理由が知りたそうな顔だ。
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