120人が本棚に入れています
本棚に追加
「なんのために私がいると思ってるの?」
私は、参謀なのよ?
「・・・・どういうことです?」
真宏が、そう尋ねた。
「参謀はね、何も調べるだけが仕事じゃないの。
仲間の情報を隠すのも仕事なのよ?」
私は、君たちの情報を隠すためにいるようなもの。
「ですが、すでにこの辺りでは知られてるんですよ?」
「当たり前じゃない。
でもね、私は他の遠くにいる敵には知られない程度には隠すことができる。
すでに、この辺りでは知られ過ぎてしまってるけど
少し離れたら、名前程度よ。
だから、私は顔を隠してあげる。
名がばれたとこで、顔まで特定されないようにするわ」
最初のコメントを投稿しよう!