隠せない気持ち

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翌日 合宿終わった次の日も部活。みんな疲れてるだろうけどあえてやろうぜ、っていう顧問のノリで。 しかし… 「宏樹は休むって俺に連絡あった。あと翔と夏樹と悠太もだって。みんなバテて部活行く気力ないってさ。」 元気になった桔平くんが準備をしながら言った。 「みんな昨日あんなに元気だったのに…。実際疲れ溜まってたんだね。普通に考えたら今日は休養日で良かったのに。」 「あの顧問変だからな。…うーん…今日部活午前で終わりにするか。」 「そうしようぜ、賛成!」 亮太くんが手をあげた。 今日は一段と暑い。8月になったらもっと熱くなるんでしょ?大変だなあ… 練習は、比較的軽めのメニューをこなし、合宿でやった練習も取り入りてみたりもした。 12時になり、終わりのミーティング。 「先生、明日オフにしましょうよ !!明日やっても人集まらないですよ絶対。」 亮太くんが先生に訴えた。 「そうか。じゃあそうするか。」
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