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え…なんだよ…これ…GAMEOVERで存在の消滅…!?
思考が一旦フリーズした、だけど、それは一瞬で現実に引き戻される。
「何…これ…いやぁぁぁぁぁぁぁ…現実に返して!!」
少女達の絶望した声が聞こえた、そうだ、みんな絶望してる、一刻も早くこのゲームをクリアしないといけないんだ…!!
自分だって絶望して打ちひしがれている、けどこの状況では自分を騙してでも進むしか方法がなかった。
そうして俺は、みんなをまとめようと茂みから飛び出したのだった、全裸なのを忘れて…
「みんな、こんな状況こそ、みんなで、乗り越えればなんとか……な……る…。」
話してる途中で俺が全裸なのに気がついた。が、時すでに遅し……。
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!こっち出てくんなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
俺の顔ぐらいの大きさの岩が少女達の手に持たれていた。
まさかとは思いますが、そんな大きな岩を俺の顔面に向かって投げる、なーんてことありませんよね…? だが少女達の目は本気だった。
「待て!! これには訳がっ!! 俺たちだってきっと話し合えば和解出来r…がふっ…」
ガスッ 顔面の何かが欠損してしまいそうなそんな鈍い音がした、そして俺の意識は空高く昇天していった。
〈 初見 晴斗 ー状態異常発生ー 気絶 〉
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