恋におちるまであと・・・

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《珠樹side》 俺は思わず目を奪われた 彼女のとぶ姿に――――― 俺は先生の手伝いで遅くまで残っていた (思ったより遅くなったな) そんなときその少女が飛び降りようと しているのを見かけた 危ない、と声をかけようとしたときには 彼女の姿はなくなっていた 慌てて階下をみると、 (よかった・・・) とぶのを見たのは一瞬だったけど、 彼女に恋するにはその一瞬で十分だった。
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