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グワアーーーン…
カジ「タダアキ、初めてか?」
タダアキ「2回目ですがこの飛空艇は初めてです」
カジ「リュウの運転だから安心しろ☆落ちるこたぁない!」
リミ「そうそう、どっかの誰かさんは格納庫で2回もほかの飛空艇にぶつけたもんね」
リミがカジを睨む、カジは誰もいないのに後ろを見る
タダアキ「誰っすか?」
カジ「タダアキ!しっかり掴まってろよ!」
バルス号はゆっくりと格納庫の奥の大きな扉の前まで行く
リュウ「ハッチ開放…」
バルス号正面の大きな扉が開き、その中へとゆっくり入る
ガンツ「左右エンジン確認完了、エレベーター上昇開始」
飛空艇が乗っている床が上へと上がり始める
リュウ「砲弾確認を」
ガンツ「キャノン、ライフルともに装填確認」
ガタン!
上昇していた床が止まり、飛空艇の前の大きな扉が開いて機内に太陽の光が差し込まれる
[発進準備完了]
ゆっくりと滑走路へと出る
ガンツ「つかまってろ!」
リュウがレバーを握って一気に手前へ引いた、エンジンが噴射しバルス号が前へと進みだす
リュウ「バルス号…発進します」
カジ「もっと威勢よく言おうぜ!!」
カジがリュウの横に来て無線機に顔を近づける
カジ「バルスごーーう!!ハッシーーーン!!」
飛空艇はカジの馬鹿声と共に滑走路を飛び出して上空へと飛んでいく…
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