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そして中へと進んでいくと、自動ドアを二つくぐり抜けた先に丸机や丸椅子のたくさん置いてあるスペースがあった。
「変わらないな。ここも」
さっき軽自動車を降りたあまり長身でなく、特に何の細工もしていない髪をした男はそう一人で呟き右側の方へ進んでいく。
そこにはプールと畳のコーナーを隔てる大きなガラス張りのところや、左には運動場があった。
その受付のような場所にいる少し小太りの女性に話しかける男。
「ちわっす、京平元気ですか?」
女「!」
その女性は男に気付くとそこから出てきて男を見つめると
女「同窓会かな?戸梶君も」
男「はい!京平も来ますか?」
女「多分行くと思うよ」
そして話終わると一礼し販売機で炭酸飲料を買うと公共文化財センターを抜けまた車に乗り町へと入っていった。
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