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炎帝が慌ただしく校門に向かうと、門番が一人伸びていた 「よう、あんたがここの一番強い奴か?」 不機嫌そうに目尻を釣り上げ、炎帝を睨みつける少年 「いかにも…」 まさか本当に単騎でこの特校に攻め込んでくるとは思っていなかったが、どうやらやる気らしい事を察し、構える 「安心しろ、おっさん。門番は伸びてるだけだ」 「お、おっさん!?僕はまだ26なんだけど!」 「まぁそんな事はどうでもいい、相手してくれんだろ?おっさん」 少年の能力がそこ知れない以上、無闇にここで戦闘を起こす訳にはいけない 幸い、門番を斬っていないことから恐らく殺しが目的では無いのだろう 「わかったよ、でもここだと被害が出てしまう、学内のグラウンドで決闘しよう…ついてきたまえ」
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