出会い

10/18
前へ
/70ページ
次へ
「あら?ルアじゃない。もう来てたのねぇ。 じゃ、ミィ?街に行ってらっしゃい。」 「トトおば様こんにちは! ミィはお任せくださいな。」 えっ、てっきりトトも一緒かと思ってたのに… 「あたしは用事があるから。 ルアと一緒に行ってらっしゃい。」 「…分かったわ。 ルア?行きましょう?」 ルアの馬車に乗せて貰い私は街へ行ったーーー 「お嬢ちゃん!お目が高いね!こいつは限定モンさぁ!」 時計屋のおじいちゃんとルアがものすごい形相で語り合っている。 どこどこのパーツがどーのこーの…って よく分かんないわね。 あっ、この時計かわいー。 うわあ高い! と、一喜一憂していた私。 まじまじと時計を見つめる。 「ん、あんた…この時計が気になるの?」 誰?
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加