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「あら?ルアじゃない。もう来てたのねぇ。
じゃ、ミィ?街に行ってらっしゃい。」
「トトおば様こんにちは!
ミィはお任せくださいな。」
えっ、てっきりトトも一緒かと思ってたのに…
「あたしは用事があるから。
ルアと一緒に行ってらっしゃい。」
「…分かったわ。
ルア?行きましょう?」
ルアの馬車に乗せて貰い私は街へ行ったーーー
「お嬢ちゃん!お目が高いね!こいつは限定モンさぁ!」
時計屋のおじいちゃんとルアがものすごい形相で語り合っている。
どこどこのパーツがどーのこーの…って
よく分かんないわね。
あっ、この時計かわいー。
うわあ高い!
と、一喜一憂していた私。
まじまじと時計を見つめる。
「ん、あんた…この時計が気になるの?」
誰?
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