出会い

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この食堂は結構広い。 修練騎士たちは50人近くいる。 全員が入る大きさだから、ちょっとしたホールくらいの大きさはあるんじゃないかしら? テーブルは9つあって、なんとステージもある。 とっっても騒がしくなるの。 「ミィシャもここへ来て1年だな!時がたつのは早いもんだ。」 先ほど一番乗りで食堂に入ってきた男、レイジが言う。 トトにはミィと呼ばれているけど私の本名はミィシャ。 修練騎士の皆からはミィシャって呼ばれてる。 「あら?レイジ、言い方年寄りみたいよ?」 「ふっ。誉め言葉をありがとうっ!!はっはっは」 すごいテンションだわ…。 「あなたのテンションは相変わらずね。私、昔はレイジのテンション苦手だったの。」 「…ガーン。」 おどけて私が言うとレイジはショックを受けたように項垂れた。 「ふふっ。今は嫌いじゃないよ。」 「まあなっ!俺の魅力に惚れたんだろ?」 私はジト目でレイジを睨んだ。 さほどの攻撃にもならなかったが…
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