2人が本棚に入れています
本棚に追加
/139ページ
「大丈夫？花」
百合が女の子の波から救ってくれる。
「これまたすごいねーあいつらの取り巻き」
「ほんと、中島君たち？」
私は立ち上がる。
キャ～－－～～－－！！！
すると、道にいた女子が両脇に寄った。
「中島健太くーん！！」
「松田大勝様～！！」
「守屋柚希ク～ン！！」
道の真ん中を三人の男子が歩いてくる。
この三人。
中島健太。〔ナカジマケンタ］
松田大勝。〔マツダタイショウ］
守屋柚希。〔モリヤユズキ］
は私が通う学校、二の森学園のイケメン三人組だ。
この三人が入学してから学園の女子はみんなこの三人にメロメロなんだとか。
特に一番人気は後ろにいる中島健太。
同年代から年上の熟女までに人気らしい。
私は女子の方をみてみる。
ん？目が合った？
ギロッ！
「睨まれた………？」
「どうしたの？花行こうよ？」
「あっうん」
私は百合と学校に向かう。
うーん………私中島健太に睨まれた気がするんだけど………私嫌われてるのかな？
最初のコメントを投稿しよう！