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拓也「ふさぎ込んでてもしょうがないだろ!?切り替えていこうぜ!」
敦乃「……どうして?」
拓也「あん?」
敦乃「どうして切り替えなくちゃいけないの?」
修「どうしてって(汗)麻里華先生は神山先生と結婚してるわけで(汗)」
敦乃「だから?結婚してる相手を好きになっちゃいけない理由なんてないよね。」
裕哉「……………」
裕哉は机に突っ伏したまま敦乃の言葉をただ黙って聞いていた。
敦乃「あたしなら…あたしなら、しょうがないとか言って諦めたくないもん!」
拓・修「・・・・・」
ガバッ
裕哉「せやんな!別に俺が諦めんくてもええねんな!!」
裕哉は勢いよく立ち上がると敦乃の手を握って確認した。
敦乃「あくまであたしならって話だよ?(笑)」
裕哉「なんか気が合いそうやわ(笑)えぇーっと……?」
敦乃「前川敦乃。よろしくね?」
敦乃は握られた手に力を入れて握り返しながら微笑んだ。
裕哉「よろしく前川チャン!」
拓也「立ち直った……のか?」
修「なんか通ずるものがあったんだろうな(苦笑)」
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