第一章

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私はその日のうちに彼に別けれを切り出した。 彼は最初、「どうして?」とか「いやだ別けれたくない」とか「俺のなにがいけなかったの?」とか。 いっぱい言ってきたけど、私は「冷めた」や「嫌いになった」を言い続けていた。 すると彼も「わかった。」という短文メールだけを送って来て、私たちは別れた。 私はこれで終わったんだと思っていた。 だけど、本当の悪魔はいま近づいてきたばかりだったんだ。
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