4080人が本棚に入れています
本棚に追加
/673ページ
その後は、少しゴタゴタしましたが、結局魔力量の計測は無理であったので、属性の測定に移りました。
「では、この水晶に魔力を流してください。」
その言葉を聞き、私は魔力を流した。(結果はわかっているんですが…)
その結果は、案の定変化なしであった。
「父様?変化ないよ?」
「なっ、そんなはずは…測定器の故障か?」
と、父様がつぶやくが、
「それは、ありえません、その証拠に。」
と、受付さんが水晶に魔力を流すと水晶は緑に染まった。
「と言うことは、ラピスは属性を持たないということか…」
そういい、暗い表情になる父様。
「そうなりますね…」
「まあ、いい。属性が無くても、私の可愛い娘に変わりない、それに魔法以外にも力はある。」
と、言いました。
(よかったです、捨てられる、または地下牢に幽閉はなさそうですね。まあ、そんなことをすれば、あの姉さまがどうなるかわかりませんが…)
その後、父様の転移で屋敷に帰理ました。
最初のコメントを投稿しよう!