5年後

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その後は、少しゴタゴタしましたが、結局魔力量の計測は無理であったので、属性の測定に移りました。 「では、この水晶に魔力を流してください。」 その言葉を聞き、私は魔力を流した。(結果はわかっているんですが…) その結果は、案の定変化なしであった。 「父様?変化ないよ?」 「なっ、そんなはずは…測定器の故障か?」 と、父様がつぶやくが、 「それは、ありえません、その証拠に。」 と、受付さんが水晶に魔力を流すと水晶は緑に染まった。 「と言うことは、ラピスは属性を持たないということか…」 そういい、暗い表情になる父様。 「そうなりますね…」 「まあ、いい。属性が無くても、私の可愛い娘に変わりない、それに魔法以外にも力はある。」 と、言いました。 (よかったです、捨てられる、または地下牢に幽閉はなさそうですね。まあ、そんなことをすれば、あの姉さまがどうなるかわかりませんが…) その後、父様の転移で屋敷に帰理ました。
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