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屋敷に帰ってきて扉を開けた瞬間
「ラーピース―!!」
「ぶえっ!!」
屋敷の中から飛び出してきた何かに抱き着かれ、押し倒されました。
しかも、
「ラピス!!ラピス!!ラピス!!ああ!!久しぶりのこの感触!!癒される~~~♪」
「ちょっ、お姉さま!!ぶっ、少し離れて!!」
そう、私を押し倒したのは、我が姉であるリリー・ライラックである。
この姉、リリーは私を溺愛(?)しており、時々ではあるが危険な思考に陥ることがある。
「いや~~!!一か月もラピスに会えなかったもの!!今日は離さないのっ。ああ!!どうしてラピスはこんなにかわいいの?もうっ、
檻に入れて誰の目に着かないようにしたい!!」
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