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「ああ、ギルドカードには今まで倒した魔物が記録されるんだ、君は今日登録したばかりだよね。なら…」
と、ギルドマスターが私のカードを裏返すとそこに、
”ライカンスロープ×40”
となっていた。
「この様に、討伐した魔物の数が記載されるようになっているんだ。しかし、登録初日でこれだけ倒すなんて凄いな…」
「あはは…いきなり襲いかかってきたんで、必死でした。」
と、曖昧に返答した。
「ああ、でも今回はこちらの不手際で大変なことになってしまったね。ギルドを代表して謝罪するよ。すまなかった。」
と、ギルドマスターが頭を下げてきた。
私は、それを見て焦り、
「そんな、頭を上げてくださいっ、結果的に何とかなったんですから。」
「そうか?それだと助かるよ。ああ、あとライカンスロープには感染型のタイプがあるから、今からギルドで君が感染したかどうかを確認するね、じゃあ、帰ろうか、」
そして、私たちはマスターの転移でギルド・海龍の涙に帰還した。
ちなみに、魔装はギルドマスターが到着した時に解除しました。
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