使い魔契約

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お仕置きが追加される前に財布を掴んで家から飛び出した。 「いってらっしゃい真矢く~ん、早めに帰ってきて下さいね~。」 「いってきま~す。」 「真矢くんケータイ忘れてるよ!」 「っと!そうだった。」 ケータイを受け取り、再度家を飛び出した。ちらりとケータイの時計を見ると、すでに七時半をすぎていた。 「ん?これって・・・」 いつの間にかケータイの裏にメモが貼り付けてあった。若菜からの買い物メモだった。 「メモぐらい普通に渡してくれればいいのに。」 小さくため息をついて、 「わざわざ魔法つかわなくても・・・。」
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