異世界、魔導について

3/6
前へ
/6ページ
次へ
【魔導士や魔法使いについて】 魔導とは簡単に言ってしまえば能力のことである。 例えば、フラクタル。 彼女は『炎の女神』であり、炎に関する魔導に長けている。 そして、ルーク。 彼は召喚士(後に説明)であり、召喚獣を召喚することができる。 これらは誰にでもできることではなく『個人の能力』である。 そういった『個人の能力』を持つ者を魔導士と呼ぶ。 大魔導士とは、その『個人の能力』に秀で、同じ能力を持つ者を凌駕する能力(ちから)の持ち主のことを言う。 大魔導士には同じ大魔導士を見分けられるのだが、それは能力(ちから)が大魔導士本人から溢れ出ているのが他の大魔導士には視えるからとの説もある。 魔法使いは、異世界に住む全ての人や、ごく稀に地上界に住む一部の人間が使えるもの。 光を生み出したり、火をつけたり水を出したり……生活にあるとちょっと便利なことができるものである。 応用すれば『水素+火=爆発(攻撃)』のように、他人を傷つける魔法を使うことができる。 魔法は『個人の能力』ではないので名前というものはないのだが、攻撃魔法を使う際に名前を言ってかっこつけたがる魔法使いも少なくない。 能力の差で言ったら魔導士の方が強いが、 応用を知っている魔法使いならば、魔導士相手に渡り合うことができる。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加