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いつもの朝と同じように、
アパートの安っぽい音のする階段を駆け下り、
アパートの前にある自販機で朝飯代わりの微糖コーヒーを買う。
コーヒー片手にてくてく歩いて大学へ向かう。
《おはよう》
毎朝同じ道を歩いてるうちに、顔馴染みになったタバコ屋のオバチャンや、
バス停てバス待ちしてる中学生なんかと挨拶を交わしながら、
約十分ほどで大学に着いてしまう。
敷地内に入ってしまえば、
馴染みの顔が増え、
俺は目的の場所へたどり着くまでに
けっこうな人数と挨拶をかわした。
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