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昼休み、俺は佳奈を呼び出して二人きりになれるように教室を出た。
誰にも怪しまれないように…いたって普通に…
向かった先は屋上。
屋上に出て、誰もいない事を確認して、俺は佳奈の目の前まで顔を近づけて。
「また、俺の事見てたよね?」
「…えっと…あの…。」
俺は強引に、佳奈の向き合った体を後ろ向きにさせて、彼女の体にふれた。
「やっ、やめてください…」
口では嫌がっているようで、こいつは本当は俺に抱かれるのを期待している。
そんな佳奈の耳元で俺は優しく言葉を放った。
「本当は嬉しいくせに」
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