駅にて

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そうして、きっと誰もが一度は持った事のある疑問を私も持つ。 このプラットから落ちたらどうなるだろうか、私。 その時、頭がフッと白くなった。ヤバいと思った時には既に遅く、意識が一瞬途絶えた。 偶然なのか運命なのか。 はっきりと五感の感覚を取り戻した時、私は線路のレールを横切るように砂利の上に転がっていた。
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