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いつの間にか始まる物語
本編に入る前のちょっとした補足
この小説から読み始める方もいると思うので、世界観の話を少ししておこうと思います
舞台は、地球の平行世界
この世界では機械文明が発達しておらず、その代わり魔法が扱えるようになっている
普通なら、地球の人間が独自にこちらの世界に来ることは出来ないのだが、時折突然に飛ばされて来ることがある
これには、天界というもう一つの世界が関わっていると思われるが、証拠がない
世界人口から見たら、地球の人間は圧倒的に少数派で、地球に対する偏見などにより、差別などをされ続けていた
日々を生活することすら難しく、地球の人々は心身共に廃れきっていた
しかし、それも二十数年前の話
地球から来た青年(薙原蓮)の働きにより、時間は掛かったものの地球人の尊厳を確立することができた
職場に地球人がいてもおかしくない程に偏見や差別も撤廃され、新しい社会形態が出来上がりつつある
まだ偏見を拭いきれていない場所も多いが、世界は徐々に、安定し始めていた
(前作までの人物紹介は、別作の「不死鳥の日記」に簡単に書いています)
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