6人が本棚に入れています
本棚に追加
特徴のない男が起き上がってこっちに近づいて来ている
重蔵とか言う奴はまったく動く気配がない
「お嬢ちゃ~ん、このスーツ高いんだぜ?」
よく見たらスーツがびしょ濡れだ
「暑そうだったから...つい...!」
「そうかい...そりゃありがとさん!」
そう言うと男は橘目掛けて一直線
「橘!!危ない!!!」
そう言った瞬間.............バシャッーン
襲ってきていたはずの男が逆に飛ばされている...
チラッと橘を見る...
「なんだ...その光?」
橘の右手が青く光っている
よく見ると鱗のようになっている...
最初のコメントを投稿しよう!