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俺が思いついた案を橘に教えた
「残念だな...それは出来ない...」
橘ではなく重蔵が答えた
「私の能力は水でしょ?アイツのは電気だから私が感電してしまうの...」
橘が丁寧に説明してくれた
(どうしよう...このままじゃ橘が危ない.....そうだ!俺も石があるじゃねーか)
俺はポケットから石を出して強く握った
だが、なにも反応はない
「なんで何も起こらない!!」
「守護獣を呼ぶには揺るぎない覚悟と自信が必要なんだよ...」
相手の攻撃を避けながら橘が言った
揺るぎない覚悟...俺はアイツに勝てない.....橘も守れないかも知れない...俺に揺るぎない覚悟なんてムリだし自信なんてもっての他だ...
だが、守れる 守れないじゃない...俺は橘を助けたいんだ助けたいって誰よりも思ってる自信があるしその思いが変わることもない
「ムリって諦めるのは俺にはムリだ!」
その時...俺の石が真紅に光った
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