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「今の火力...並の精霊じゃないな...四精霊か?四霊...五竜クラスか...?それとも.....まさかな...」
重蔵はブツブツと独り言をしている
その時、ふと重蔵は思った...
(いくら火力の強い炎の壁があっても雷は砕け散らないんじゃないのか...?どういう事だ...?)
だが誠はその真実を知っていた
(さっきの壁...炎じゃなくきっと溶岩が一瞬で固まって出来た壁だった...そこに炎が引火していた...役目を終えたら炎と一緒に消えた..俺の能力って...?)
「さっきの壁は炎じゃなく溶岩...役目を終えたら消えた...」
...ッ!!
いきなり重蔵の後ろから女の声がした
「炎と溶岩...それを出したり消したり...もうアイツしかいないわね♪」
後ろから現れたのは黒のスーツで髪はロングでボサボサな寝癖が特徴...髪の色は白で顔はカワイイ感じだが寝癖がひど過ぎてカワイイと思えない20代位のお姉さんだった
「チッ...沙織か...何のようだ...?」
やはり重蔵の仲間だった
女はチラッと辺りを見渡し
「あなた達が遅いから見に来たのよ~...そしたら後輩は負けてるしあなたは苦戦してるし...」
「苦戦などしていない.....」
「まぁ良いわ♪それよりあの子が持ってる石...イフリートよ...たぶん」
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