1.始まり

9/37
前へ
/57ページ
次へ
そして全授業を受け終わり放課後... 大樹や源太達と教室を出ようとした、その時... 「誠~!!」 「彩希か...!どうした?」 「用がなきゃ話ちゃダメなの?まぁ、良いや!明日、お父さんの命日だよね?」 そう2年前に俺の父は交通事故で亡くなった 「...おう!そうだな.....」 「明日、私も午後にお墓参り行こうと思うんだけど、誠は何時位に行くの?」 彩希と俺の親父は小さい頃から遊んでいた...だから仲が良かったのだ 「俺は午前中に行くけど...?」 「そうなんだ!!じゃあ別々だね!」 「お前も大変だよな~...」 「まぁね...」 今、彩希の家はおばあちゃんがかなり危ない状態だ...だから休日は看病に行かなきゃダメらしい 「別に、ムリしなくて良いんだぞ?」 「いやっ!絶対行く!!!」 「まぁ、来てくれたらきっと親父も喜ぶよ!じゃあな!」 「う、うん!!じゃあね!」 こうして教室を出た
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加