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ある一日
ある日の休み時間
「ちょっと！ アンタは裕也に近寄らないで！」
知らん
「そうですよ！ あなたがいると裕也さんが私を見てくれないじゃないですか！」
それは魅力が足りないだけだと思うが…
「みんな落ち着いてよね…ちょっとうるさいし迷惑だよ？」
おお…もっと言ってやれ
「でも二人の意見には賛成かな…チャンスが少ないからしょうがないんだよ うん」
あ～…こいつもそちら側なんだな
本当に面倒くさい…休み時間なんだから寝かせてほしいんだが…
「聞いてるんですか先輩！ ねぇ！！」
「アンタ！ 聞いてるの？」
「真一空気読もうね」
本人のいないところとはいえわざわざうちの教室で言うことか？
…ってあれ？ なぜかクラス中の非難の目が俺に…？
「理不尽だ…」
「「「それに巻き込まれる俺（僕、私）達の身になれ！！」」」（クラス一同）
理不尽だ
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