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あの夜、河童は0:00を過ぎた頃……
幼い子供河童を母親に預け、あの人の部屋に行った……
河童「お、お、お話ってなんですか?」
『まあ、ここに座って一緒に飲みたまえ』
「いえ、子供がいるんですぐに帰らないと……」
『タカシちゃんのミルク代が欲しいんだよね。………いいだろ』
「いや❗❗私、そんなつもりで来たんじゃありません❗」
『部屋まで来ておいて、君も子供じゃないだろ⁉』
「いや、やめてください。ダメ、大声出しますよ❗❗」
『無駄だよ』
そう言うと男はステレオのボリュームを目一杯上げた。薄暗い部屋に、河童の大事な何かを忘れさせてくれるメロディーが流れ始めた……
🎵かっぱっぱ~、るんぱっぱ~❤
「店で一目見てから、俺……俺……」
『ダメ、確かに主人は亡くなったけど……』
🎵か~っぱ黄桜るんぱっぱ~❤
「嫌ならうちになんて来るもんか」
『違うの、違うの』
🎵ぽんぴきぴん、呑んじゃった、ちょっといい気持ち~❤
「もう、皿が濡れてるじゃないか」
YES❗❤
🎵い~ける、い~ける、い~ける、い~ける、い~けるけるけるけ~る❤
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