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相変わらず趣味の悪いピアスだな、と 薄い耳朶を引っ張りながらなじると、 芽衣は鬱陶しそうに前髪を薬指でかき上げた。 中指に嵌められている 大きな石のついた指輪がやけに目について、 あれで殴られたらさぞかし痛いだろう、と 彼はぼんやり思う。 勿論これは例えばの話だが、 あの指輪が嵌められた拳が顎にめり込むとしたら どんな心地がするのだろうか。
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