死に顔、受信

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「んじゃ、こっちだから、じゃ~ね。」 「ん、俺も。じゃ~な。」 今は十月。 いい加減この時間帯も真っ暗だ。 一人家へ歩く。 「う~ん、ちょっと・・・怖い・・・かな?」 「あ、やっぱなし。全然怖く ない。今のなし!」 誰ともなく言い訳をする。 傍から見たら変人だな。 ! 後ろを振り返る。 誰か居た気がする。 ・・・ 「ぜ、全然怖くないからな!全く怖くねえぞ!」 あれだよあれ!野良猫だ! ・・・・人通りが多いとこに行こう。 人はほとんどいないが明かりはある。 これならいい。
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