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「はあ」
「どうした?侑斗。死にそうな顔して。」
「死にそうな・・・か。」
この年頃はよく、「死」という単語を使うが、今の俺には重く感じる。
「何かあったのか?」
「なんでもない。」
机に突っ伏せる。
朝、学校に来てからずっとこうだ。
自分でもおかしな奴だと思う。
だが、それでも昨日のことは引っかかる。
将司と孝臣が何か言ってるが関係ない。
「はあ」
将司が言ってた三日以内。
あと二日は気が重くなりそうだ。
放課後
今日は早く帰ろうと思う。
何かあるといけない。少し、怖い。
「今日は先に帰るよ。」
「そうか、わかった。」
「ん。じゃ~ね。」
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