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でも、それは・・・
「それは・・・お前が今実行しようとしてるだけで・・・」
「本当なんだよ!!
あの写真のせいで近所の兄ちゃんが死んだ。
写真と、全く同じ顔だったらしい。」
「ぐ、偶然だろ?」
「兄ちゃん、言ってたんだよ。他にも死んだ奴がいるって。」
「だからって、なんで俺を・・・」
「止める方法は只一つ・・・
他の・・・殺害の顔が出た人を写真と同じ顔にする・・・
つまり、殺すことなんだ・・・」
「な!!」
「侑斗・・・お願いだ。俺は死にたくないんだよ!!
死にたくない!まだ生きたい!!だから・・・」
「なんで俺なんだ!他にも・・・」
「俺だってお前を殺したくない。
だけど・・・
だけどいなかったんだよ。
他にそんな顔が出たやつなんか・・・
・・・ごめん・・・」
「い、嫌だ!お、俺も死にたくない!!!」
「頼む!侑斗!!」
将司は鉄パイプを振り上げた。
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