ケータイアプリ

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「見るに決まってんだろ!! あ、そーだ。これ、俺のやつ。」 これが・・・ 将司の死に顔は将司を老けさせ、目を瞑らせたものだった。 ただ、それだけなのだが、これがまたハイクオリティなのだ。 俺らの年は飽きやすい代わりにハマり易い。 「おお~、すげ~な。俺も早くやってみてえ。」 「確かにな。」 「そーいや、噂なんだけどさ。聞きたい?」 「?焦らすなよ、なんだ?」 「このアプリな、 ごくたまに殺害されたような写真が来ることがあるらしいんだ。 その写真が来たものは三日以内にその通りになるって。」 「それは・・・」 この噂・・・
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