異世界に降り立ちまりょうか。

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神楽「…あの。」 中にはいると予想と反し受付のお姉さんしかいなかった。私は召喚系主人公ではないからフラグはないと思ってはいたがまさかこんなだとは…、 「要件をどうぞ」 神楽「ギルド登録をしに来ました。」 「…ではこちらに貴方の情報を書いて出してください。」 渡された紙に名前などを書いていく。 芹 神楽、男、16歳、魔力と属性は… 神楽「すみません、魔力と属性がはっきりしないんですがどうしたらいいですか?」 「では此方ではかりましょう。」 余計なことも聞かれずに順調に進んでいく。奥の部屋へ通された私は魔力や属性を測るであろう水晶のまえにいた。 「ではこの水晶に思い切り魔力を流してください。」 …しまった、私は魔力の出し方がわからない。姉が言うには適当になんとかなるらしいが…そうだ、水道をひねる感じだった。
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